包茎生む病気

包茎生む病気

よく「包茎は病気」と言いますが、実際にはどうなのでしょうか?
日本人の60~80%を占める仮性包茎は病気ではありません。真性包茎やカントン包茎が病気とされているだけです。

【病気の包茎とは】


「病気」をどのように定義するかどうかで見解が分かれるのですが、保険適用対象となる症状を病気と定義すると、包茎のほとんどは病気ではありません。
医学的には、成人した後も亀頭を覆っている皮が全く剥けない状態のことのみを「包茎」と呼んでいます。日本では、真性包茎と呼ばれているものですね。仮性包茎は、海外では「包茎」にカテゴライズされていないのです。実際、仮性包茎に相当する言葉は英語には存在していません。仮性包茎は、生活に支障が出ませんので保険適用の対象ともならず、病気とは扱われていません。

【真性包茎】


これに対して、真性包茎は保険適用の対象となります。真性包茎はそのまま放置すると、恥垢が溜まってしまい不衛生になりがちです。亀頭包皮炎や尿道炎などの合併症も頻発します。さらに性病にもかかりやすいと言われています。恥垢をきちんと洗うことができれば、これらを予防することはできるのですが…皮が剥けないのでどうしても不潔になりがちなのです。このため、生活に支障が出るとして、健康保険をつかうことができるわけです。
さらに勃起状態では皮がスライドしませんので、性交時に包皮に大きな負荷がかかります。挿入すると激しい痛みを感じることも多く、裂傷などが起きてしまうこともあります。この場合にも、性生活に具体的な支障が出ています。
真性包茎は、病気として認定されているのです。これに対して、真性包茎というだけでは病気ではないという考えも存在しています。

【カントン包茎】


仮性包茎の方でも、重度の場合には皮を完全に剥くことができません。包皮の入り口の部分が極端に狭くなっているからです。このような方が、無理やり皮を翻転させると皮が陰茎を締め付けてしまいます。ひどい場合にはうっ血して赤紫色に腫れ上がってしまいます。このような状態のことをカントン包茎と言います。この状態は、真性包茎よりもさらに危険です。そのまま放置してしまうと、血流が止まって陰部の細胞が壊死してしまいます。壊死したら性機能に障害がでますし、最悪そのまま切断という場合もあります。
カントン包茎もまぎれもない病気です。すぐに治療をしましょう。

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