術後の生活と禁止事項
包茎手術のほとんどはペニスにメスを入れる手術です。
切除した場合には、術後の生活に気をつけなければなりません。一定の期間が経つまで禁止される事項もあります。
手術の方式・病院の方針によって術後のアフターケアには違いがあります。このページの記述よりも、病院側からの指示を守るようにしましょう。このページはあくまでも参考のための情報を掲載しています。
【消毒・薬】
包茎の手術は原則入院は不要です。局所麻酔を利用しますので、日帰りでの処置が可能なのです。
手術時には麻酔をしますので痛みはほとんどありません。しかし陰部にメスを入れるわけですから、麻酔の効果が薄れてくると痛んできます。このときのために、痛み止めを処方するのが一般です。
また患部を消毒するための消毒薬や、感染症予防のための抗生物質も一緒に処方します。
ペニスには包帯を巻いていますが、尿道の部分は空いていますので排尿には問題はありません。
【シャワー・風呂】
シャワーは術後3~8日間はできません。濡らしたタオルで身体を拭くだけにとどめる必要があります。仕事があまりないような時期を選んで手術するようにしたほうがいいでしょう。夏場は汗をかいて不衛生になりがちですので、涼しい季節を選択するようにするといいかもしれません。
運動は、術後1週間は避けるようにします。2週間が過ぎるまでは、激しい運動はできないものと考えておいてください。
【飲酒・喫煙】
手術の当日はお酒は飲まないようにしてください。できれば翌日も控えるようにします。喫煙は、手術当日は本数を減らすように努めてもらいます。
【自慰・性交】
性行為については特に注意が必要です。
自慰は抜歯が終わり医師の許可が出るまでは禁止です。期間の目安は、14~30日間です。
性交の許可は自慰よりも更に後になります。1ヶ月間は性交ができないと思っていたほうがいいでしょう。
また手術後1週間は、勃起もできるだけ避けるようにします。糸が残っていますので、勃起してしまうと患部に負荷をかけて痛みが生じてしまいます。
パートナーがいる場合には、1ヶ月は性交渉ができないということを事前に伝えておくようにしましょう。
日帰りの手術とはいえ、外科手術であることには違いはありません。術後のケアは非常に重要です。この時期の指示を守らないと、傷痕が悪化してしまい大変なことになることもあります。特に禁止事項は守りましょう。