悪徳商法の実例

ご存知でしょうか?いまや包茎手術は「包茎手術商法」と呼ばれる一大マーケットを形成しています。競争が激化し、その結果サービスも多様化してきており、患者側からすると選択肢が拡大してきています。
これに伴い、「悪徳商法まがい」の方法に引っかかってしまう方も増えています。いままでに国民生活センターには500件を越える相談が寄せられています。
もちろん多くのクリニックは、「患者のため」の治療を行っています。悪徳な業者に騙されないようにするためには、被害の実情を知っておくことが重要です。

今まで国民生活センターに寄せられた事例を何件か紹介いたしましょう。

【相談だけのつもりが…】
包茎について悩んでいた男性が、とあるクリニックに包茎の相談をしにいきました。彼はアルバイトで貯めたなけなしのお金を持っていったのですが…それに目をつけられたのでしょうか。カウンセリングを求めていったはずなのに、あれよあれよという間にその場で手術をすることに…

この事例は極端なケースですが、最初は手術するつもりなんてなかったのに気づいたら手術の同意書にサインをしていた、という場合も珍しくはありません。もちろん患者の同意なしには手術は行えません。しかしクリニックの巧妙な話術に誘導されて…ということは珍しいことではありません。その場で決断をせずに、数日考えてから決めるという慎重さが重要です。また複数の病院に相談しにいくということも騙されないためには有益です。

【最初に提示された値段と違う!】
手術料金は15万円!と聞かされていたのに、最終的には100万円を越える請求が…というケースも多く存在しています。だいたい包茎手術の相場は10万円~30万円程度です。しかし国民生活センターに寄せられたケースの平均代金は100万円以上でした。
どうしてこんなに高額になるのでしょうか?陰茎にパールを埋め込んだり、ヒアルロン酸などを注射したり…医師から薦められるままにオプションをつけていくと高い料金を請求されてしまうのです。
手術以外のオプションについても慎重に考え、事前に金額を明確にさせておくことが重要です。

このように「悪徳商法」と言い切れるような事例は多数報告されています。
・クリニックの口コミを事前に調査しておく
・きちんと相談できる病院なのかどうか
・いくつかの病院を受診する
などの方法で、悪徳なクリニックを避けるようにしましょう。



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