悪徳商法に騙されないために

現在、包茎治療業界では「悪徳商法」と呼ばれるような悪質なケースが発生しています。国民生活センターにはこれまで500件以上もの相談が寄せられています。泌尿器科の学会などからも報告があがってきています。
無論、多くのクリニックは良識ある治療を行っています。しかしごく一部の悪徳業者に騙されないようにするためにも、知識を見につけておくことが重要です。

騙されないようにするためにはどのようにしたらいいのでしょうか。

【病院選びと手術の決断は慎重に】
マルチ商法などを想像してもらえると分かりやすいのですが、悪徳業者は話術に長けています。そのつもりはなくても、話を聞いているうちに「手術をしなければ!」という強迫観念にとらわれてしまいます。
家族やパートナーなどに相談しながら決断をしていく、というのがベストなのですが…包茎の場合には、そういう相談ができないという場合がほとんどでしょう。業者はまさしくこの部分をついてくるのです。
「手術の決断はその場でしない」という態度が何より重要です。カウンセリングのためだけに必要なお金を持っていくようにするといいでしょう。大金を病院に持っていったため、その場で手術を受けることになった、という事例もあります。ローンを組まされる場合もありますが、これもその場でサインをしないようにすることが重要です。
お金の話ばかりを提示してくるクリニックも疑ってかかるようにしましょう。症状や悩み・具体的な治療方法などについて、親身になって話を聞いてくれる病院を選ぶようにしたいものです。
医療の業界では、セカンドオピニオンが当たり前になってきています。1つの病院だけではなく、複数の病院に相談をするというものです。これをすることで、慎重な判断ができますし、相場も分かるようになります。包茎手術は一生ものです。少なくとも1日で決断できるような事柄ではないはずですよね。

慎重に悩んで、情報を集めた上で決断をする。という態度が非常に重要です。


【包茎は悪?】
雑誌などの広告には「包茎はもてない」「女性から嫌われる」などという文句が踊っています。元来、包茎という医学用語には仮性包茎は含まれていません。ヨーロッパでは仮性は自然な状態だと考えられています。仮性包茎では、手術までは必要ないことがほとんどなのです。
自分は本当に手術が必要なのか?という観点をもつことも、悪徳業者に騙されないために重要です。

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