泌尿器科と美容クリニック

包茎手術・包茎治療を受けることができるのは、泌尿器科と美容整形クリニック(形成外科)です。
前者は病気の治療を、後者は見た目の美しさを重視するのが特徴です。
保険の適用は基本的に泌尿器科でしかできません。美容クリニックでの包茎治療は真性包茎であっても自由診療となります。

【泌尿器科のメリット・デメリット】

<メリット>
・病気と診断されれば健康保険が使える
泌尿器科で包茎手術をする最大のメリットは、健康保険が使えるということでしょう。もっとも、すべての場合に保険が使用できるわけではありません。真性包茎・カントン包茎のときのみに保険が使えます。仮性包茎の場合には、重度であっても原則病気とは診断されず、保険を使うことができません。
保険を使った場合には、1~3万円という安い料金で手術を受けることができます。
・泌尿器の仕組みの専門家
泌尿器科は言うなればペニスの専門家です。陰茎の神経や血管などの構造を知り尽くしています。そのため、接合不良による機能障害の心配はほとんどありません。

<デメリット>
・あくまでも病気の治療が専門
泌尿器科は、病気を治療することが専門です。ですから、見た目の美しさは二の次になっています。また最近美容業界で次々に開発されている新しい手術法は、保険の適用外となっています。そのため傷痕が目立ってしまったり、ツートンカラーになってしまったりなどの状態になってしまいがちです。
・保険の適用範囲が限られている
保険の適用範囲は上記のようにごく一部です。日本人のほとんどが仮性包茎。大半の方は、結局保険を使えないのです。
・包茎手術の実績があまりない場合がある


【美容クリニックのメリット・デメリット】
<デメリット>
・保険が使えない
・悪徳商法のクリニックもある
パートの医師を使ったり、不要なオプションをつけて高額の費用を請求してくる病院もあります。病院の情報を集めることが重要です。

<メリット>
・術式などの選択肢が豊富
クリニックでは、様々な手術法が開発されています。糸の種類なども選ぶことができます。選べるオプションも豊富にありますし、アフターケアも充実しています。カウンセリングが無料ということが多いのも魅力的です。包茎専門のクリニックもあり、実績と機材が充実しています。
・見た目を重視
美容整形の専門ですから、見た目をとにかく重視してくれます。仮性包茎であっても、真剣に治療してくれます。

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