切らない治療

包茎治療と言うと手術というイメージが強いかもしれません。しかし最近では、メスを入れない治療方法も確立されています。

【恥骨部脂肪吸引術】
これは、主に仮性包茎の方の症状を緩和する治療法です。肥満気味・贅肉が多めの方向けです。仮性包茎の中でも重度の方の場合には、十分な効果を発揮できません。事前に医師ときちんと相談をしておくべきでしょう。

陰茎の付け根の部分にある骨を、恥骨といいます。太ってくると、この部分に脂肪が溜まってきます。これによってペニスが贅肉で埋まってしまうのです。当然、皮も余分に余ってしまいます。これによって、仮性包茎が進行するというケースは最近では珍しくありません。恥骨部脂肪吸引術は、このような場合に対処するための治療法です。
具体的な治療方法は、ペニスの付け根を小さく切開します(陰茎自体にはメスは入れませんが、一応傷は付くので「切らない」治療とは言い切れないかもしれません。)。そして、その場所から機械を使って脂肪を吸引します。

この方法のいいところは…
・ペニス本体にはメスを入れないこと
・一度脂肪を吸引したら、再度溜まりづらくなること
です。

しかし、軽度の包茎にしか使えず、人によっては十分な効果が上げられない可能性があるというデメリットもあります。

【長茎術】
この方法は、陰茎の根元のたるみを取ることでペニスを長くする方法です。陰茎が長くなると、その分だけ余分な包皮が取れます。ペニスを長くすることができると同時に、包茎も改善することができるのです。
切開は伴いません。もっとも、人によっては十分な効果が上げられない場合もありますので注意が必要でしょう。80%の可能性で仮性包茎が治るというデータが存在しているので、信頼性は高い術法だと言えるでしょう。実施しているのは、「本田ヒルズタワークリニック」のみです。

【ステロイド剤】
幼児の包茎治療には、皮膚を柔らかくする効果があるステロイド剤が使われています。成人の包茎治療にも効果がある可能性もあり注目されています。

【器具などを用いる方法】
病院に行かず、器具などで自分で包皮口を広げたり、剥き癖をつける方法です。安い器具の場合には、1000円以下で入手できるので、気軽にチャレンジできる方法と言えるでしょう。
「剥き癖」については、医学的な根拠はありませんが仮性包茎が治ったという方も少なからず存在します。

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