米国手術事情

米国手術事情

世界的に見てもアメリカの包茎事情はかなり特殊です。
宗教的な風習ではないのですが、全男性のうち6割以上が手術を受けています。

【歴史】
世界では、文化や宗教に基づく割礼(包皮を切ること≒包茎手術)が各地で行われています。特に、イスラム教・キリスト教・ユダヤ教では、教義に基づいた割礼が実施されています。
アメリカもキリスト教徒が多い国ですが、宗教上の理由に基づく包茎手術はほとんど行われていません。にも関わらず、6割以上の男性が手術を経験しています。これは、アメリカ独特の理由に基づくものです。
19世紀末、自慰行為(オナニー)は脳や心臓などに悪いと考えられていました(現在の医学の常識ではそのようなことはありません)。自慰を防止するために、包茎手術が施されていました。余分な皮がないとオナニーもし辛いですから。
第二次世界大戦後には、全米で本格的に包茎手術が普及しました。性病やガンを防止するために有益だと考えられたからです。(現在の医学では、性病・ガンの予防は手術じゃなくても可能と考えられています。恥垢をきちんと洗浄すれば予防できるのです。)
しかし1970年にプレストンという医者が論文を発表しました。これには、包茎のメリットも書かれていたのです。そして、医学会全体も積極的な包茎手術の推進をしなくなりました。これが1990年代のころです。

【現状】
70年代に比べると、包茎手術の数は減りましたが地域によっては未だ9割以上の方が手術を受けています。長年手術が当たり前という状態が続いたので、もはやアメリカの風習となっているのです。

現在では、包茎に対する考え方がかなり変化してきています。子供の頃に手術を受けさせられ、ズル剥けになってしまった大人たちは「包皮再生」に憧れを抱くようになります。手術やグッズなどを用いて、人工的に包茎の状態に戻そうというのです。包皮には様々な機能があるということも理由のひとつですが、ないものに憧れているというのも事実でしょう。あると余計なもののように感じてしまい、なくなったらなくなったで憧れる…人間というものはなかなか複雑ですね。

包皮再生は手術でも可能ですが、失敗のリスクも高くあまり行われていません。多くの方は、グッズを用いて再生を試みています。ちょうど日本人が包茎矯正グッズに飛びついているのと同じ状況ですね。

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