2型中等度露出
近年、包茎の概念をより厳密に整理しなおそうという動きがあります。
2型・3型という分類は、これにより生まれました。
2型中等度露出とは、従来の分類でいうなら「軽度の仮性包茎」に該当します。
基本的に生活に支障はありませんが、見た目を気にして治療をする人も多いようです。
【2型中等度露出とは】
2型は、その名前の通りペニスの先の亀頭の半分以上が露出している状態です。完全に露出していたら1型に分類されます。半分以上が皮をかぶっているなら3型になります。
日本人は3型が最も多いと言われており、2型はその次に多い分類です。
2型の中でも軽度(露出度が高い)の人は、銭湯などで1型のように振舞うことができます。自分の手であらかじめ剥いておくことで、その状態がある程度維持されるのです。勃起すると完全に露出しますから、付き合っている女性にも1型だと名乗ることも出来るでしょう。
仮性包茎は恥垢が溜まりやすく不衛生だ、と言われることもあります。しかし2型程度だと、簡単に皮を剥くことができるので恥垢もそこまで溜まりません。毎日洗えば衛生面も問題ありませんし、くさくなることだってありません。
包皮(余っている皮)がある程度あるので、包皮のメリットも持ち合わせています。包皮があることで、性交時に摩擦・陰茎の動きを調整してくれるのです。女性をより快感に導きやすいという研究結果がすでに海外で出されています。
仮性包茎というと悪いイメージを持たれがちですが、2型は最強のペニスなのかもしれません。
【仮性包茎は仮性包茎】
それでも日本では、仮性包茎に対する偏見は強く存在します。仮性包茎というだけでNGという女性も珍しくはありません。仮性包茎でない1型の男性は5人に1人しかいないのですが…2型は本来は自信をもってもいいはずなのですが、やはり恥の国です。恥ずかしいと思ってしまい、自分に自信を持つことができない方もたくさんいらっしゃいます。
自信を持っていいんだ、と考え方を治すのも治療のひとつです。
また思い切って包茎手術を受けるのも選択肢としてはありでしょう。コンプレックスを確実に解消することができる方法です。仮性包茎治療には保険を使うことができませんから、美容整形を扱うクリニックなどに相談しに行ってみるといいでしょう。
どういう形であれ、自分のペニスに自信をもてるようになるのが最良です。