EST式複合法包茎手術
包茎手術の術式は、近年非常に多様化しています。中には、特定のクリニックだけで実施されているようなものもあります。EST式複合法包茎手術はその一つです。「エストクリニック」だけで行われている手術です。「EST」とはエストクリニックの「エスト」を意味しています。
その名の通り、従来から行われている手術方法をいくつか組み合わせた手術方法です。
【EST式複合法包茎手術とは】
EST式複合法包茎手術は、エストクリニック独自の手術方法です。
「亀頭直下埋没法」をベースにして、「Vカット小帯保存法」・「コーレス筋膜皮下形成温存法」を組み合わせています。こうすることで「美しい仕上がり」と「性感の保持」を両立することに成功しています。
専門用語ばかりでどのような手術法か全くイメージできない方がほとんどでしょう。順番に説明していきます。
<亀頭直下埋没法>
亀頭のすぐ下の部分をカットする手術方法です。高等な技術が要求されますが、手術の痕をほとんど目立たなくすることが可能です。亀頭の淵の溝(カリと呼ばれる部分)で縫合するため、切れ目がほとんど分からないのです。
現在もっとも人気の手術方法といえるでしょう。
<Vカット小帯保存法>
名前の通り、V字にカットすることで小帯を保存する方法です。「小帯」とは、亀頭の裏側についている筋のことです。俗に「ウラスジ」と呼ばれている部分といえば分かりやすいでしょうか。この部分は性感帯として知られています。これをカットしてしまうと、性交時の快感が弱まってしまうといわれています。
この部分を残すようにV字に切り取ることで、性感を維持するわけです。
<コーレス筋膜皮下形成温存法>
コーレス筋膜とはペニスの表皮の下にある筋肉の膜です。皮膚をスライドさせる上で重要な役割を果たしています。ここを取り除いてしまうと、性交時に柔軟にピストンできなくなり、つっぱりを感じてしまうのです。
この手術法は、陰茎の表皮だけを取り除き、皮膚の下にあるコーレス筋膜を温存するという高度な手術法です。
EST式複合法包茎手術は、以上の3つを組み合わせた方法です。
・切除するのは亀頭のすぐ下の部分
・小帯を残す
・表皮だけを切り取ってコーレス筋膜を温存する
というわけです。
いろんな手術法の「良いとこどり」をした優れた手術法です。もっともエストクリニックでしか受けられず、多少時間がかかるというデメリットがあります。