包茎手術のデメリット

包茎手術を薦めている雑誌の広告などでは、包茎手術のメリットばかりが挙げられています。
しかし包茎手術にはデメリットも存在しています。
デメリットばかりを気にするのは過剰な反応ですが、メリットとデメリット双方を理解し、比較した上で手術をするかしないか決断することが重要です。

以下では、包茎手術のデメリットを紹介していきます。
(※包茎手術には様々な方法が存在しています。デメリットを少なくした新しい術式も出ていますので、実際に病院でしっかりと相談をすることが大切です。)

【ツッパリを感じるようになった】
包茎手術の典型的な短所の一つです。通常、勃起時に余っている皮を切除します。この場合では、普段勃起していないときには皮が余ってしまいます。平常時に合わせてカットをすると、勃起したときに皮膚が突っ張ってしまいます。
形ばかりを求めると、実用性が失われてしまうということの一例です。カットの幅については、医師と相談しながら慎重に決定しましょう。

【感度が鈍くなった】
包皮の内部には、快感をつかさどる神経が集中していると言われています。この部分を切り取ってしまうと、感覚が鈍くなって遅漏気味になってしまう可能性が指摘されています。
皮の内側部分を切除しない手術法などもありますので、検討してみるといいでしょう。

【ツートーンカラーになってしまった】
包皮内板(皮の内側部)を切り取らない場合には、陰茎の根元などを切除することになります。この場合、内板と外板(皮の外側)とではっきりと色の違いがあらわれてしまいます。
時期が経つにつれて、境界は薄くなっていくのですがそれまでは包茎手術をしたことが分かりやすい状態になってしまいます。最近では、ツートーンカラーを防ぐ術式も開発されています。

【保険が適用される範囲が狭い】
仮性包茎の場合には、病気とみなされず保険を適用することができません。全額自己負担の自由診療となってしまうのです。
保険を使うと1~3万円程度で済むのですが、自由診療だと10~30万円程度の費用が必要となってしまいます。

【術後1か月ほど性交ができない】
切除を伴う手術をした場合、1か月は自慰や性行為ができなくなってしまいます。この期間中に、彼女からふられてしまったというケースもあるようなので、きちんと相談したうえで手術を受けたほうがいいかもしれません。


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