真性包茎を自分で矯正
真性包茎は、自力である程度までは矯正することができます。しかしケガや感染の危険もありますので、最大限注意する必要があります。
安全と確実性を求めるなら、やはり包茎治療に頼ったほうがいいでしょう。
【真性包茎を自力で治す方法】
真性包茎を自力で治療する方法を説明します。
1.包皮口を伸ばす
包皮口とは、亀頭を包んでいる皮の入り口部分です。リング状になっているので包皮輪とも呼ばれています。真性包茎の方は、この部分が普段は閉じているのが特徴です。
ここが少しでも開くようであれば、自力で改善することが可能です。包皮口が全く開かないような場合には、病院に行って治療・手術をするべきでしょう。自力で解消するには重度すぎます。
真性包茎解消の基本は、包皮口を拡大させることです。包皮口を両手の人差し指と親指で軽く摘まみ、痛くならない限度で拡げます。拡げた際に、亀頭の痛みを感じる場合には包皮と亀頭の癒着が起きている可能性があります。この場合にも、自力で治そうとせずに病院に行くようにしましょう。無理に剥がしてしまうと出血して大変なことになりかねません。
2.拡げた状態を一定時間キープする
無理なく拡げることができた場合には、5~10分ほどその状態を維持します。包皮には伸縮性がありますので、長時間拡げ続けることで包皮輪の直径が少し大きくなります。1回や2回続けた程度ではほとんど違いは分からないはずです。自分で真性包茎を克服しようとする場合には、確実に長期戦になります。焦らずゆっくりと無理のない範囲で行うことが大事です。
包皮を拡げる際には、必ず痛みを感じないようにしましょう。痛みを感じている場合には、皮に負荷がかかっています。最悪、皮が裂けて出血しまうこともありますし、感染症の原因となることもあります。包皮や亀頭に傷が入ると、癒着が起きる原因にもなってしまいます。
なお、包茎解消のためのグッズが市販されていますが、あれは仮性包茎の方向けのグッズがほとんどです。真性包茎の場合には、拡がり方に個人差があります。器具任せにしてしまうと、力がかかりすぎてしまうことがあります。できることなら、清潔にした自分の指で少しずつ広げていくようにしましょう。
3.亀頭が見えてきたら露出時間を少し長くする
亀頭が出てき始めたら、出した状態で少し放置してみましょう。これで亀頭を強化できます。このとき血流が止まらないように注意しましょう。