ケーラー紅色肥厚症
ペニスがテカテカと赤くなっている?
そんな場合には、ケーラー紅色肥厚症を疑いましょう。包茎の人に多い病気です。
まずは近くの泌尿器科に相談に行きましょう。
【ケーラー紅色肥厚症とは】
これは、亀頭部分に色素の沈着が生じてしまう症状です。赤くて光沢のある沈着なのが特徴です。
ただ赤く腫れるわけではなく、正常な部分と明らかに色が違うので診断しやすい病気に分類されます。
主に発症する部位は、亀頭(ペニスの先端部の皮膚が薄い箇所)やカリ(亀頭の淵・リング状の溝)の部分です。
悪化すると、発症部位の皮膚が硬くなりはがれ落ちてしまうこともあります。
【原因】
ケーラー紅色肥厚症の原因は、包皮に溜まった恥垢だと言われています。これが長年蓄積すると、衛生状態が非常に悪くなり、様々な細菌の温床になってしまいます。
またヒトパピローマウィルス(子宮頸がんの原因)が原因で発症することもあるようです。
包茎の人だけが罹ってしまう病気というわけではありません。が、不衛生になりやすい包茎に人に多いのは事実です。
予防するためには、毎日きちんと恥垢を落として清潔に保つようにしましょう。剥いて洗浄することができない真性包茎の方は、早めの治療がカギでしょう。
【治療】
治療方法は、軟膏を塗る方法がメインです。かなり進行してしまっている場合には、メスで切除したりレーザーを当てて治療する必要もあります。
放置しているとガンになってしまう可能性も指摘されており、早めの治療が重要です。
病気ですから、健康保険の適用はあります。美容クリニックではなく、性器の病気専門の泌尿器科で診察をしてもらうといいでしょう。