亀頭下環状切開術
亀頭下環状切開術とは、「亀頭直下埋没法」と「環状切開術」を組み合わせた方法です。
お互いのメリットを組み合わせることで、よりよい手術方法を実現できています。
名称はクリニックにより異なり、亀頭直下埋没法とVカット小帯温存法を組み合わせた方法と実質的には同じ手術方法です。
【亀頭下環状切開術とは】
亀頭直下埋没法は、包皮の内側の粘膜を切取り亀頭の淵のカリと呼ばれる部分でくっつけるという方法です。これは、いま一番一般的な手術方法で、これをベースに様々な手術方法が開発されています。亀頭下環状切開術もその一つと言えるでしょう。
環状切開術を組み合わせたといいますが、亀頭直下埋没法も環状切開術の一種です。正確には、包皮小帯と呼ばれる性感帯を温存するVカット小帯温存法を組み合わせているといったほうがいいでしょう。
つまり、亀頭下環状切開術とは…
・包皮の内側を切り取ってカリで縫合する
・性感帯である小帯を温存する
という手術方法です。
亀頭直下埋没法は、ほとんどの包茎クリニックで実施しています。Vカット小帯温存法も、オプションとして大半の病院で選択できます。これをセットにした手術が亀頭下環状切開術ということです。
手術の名称は、病院によって微妙に異なりインターネット上でも用語の混乱が生じています。具体的にどのような手術内容なのかをそれぞれの病院できちんと説明してもらうことが非常に重要です。