無痛4段階麻酔法
無痛4段階麻酔法とは、包茎手術自体の方法ではなく、包茎手術における麻酔の方法です。
その名の通り、4段階に分けて麻酔をかけることで麻酔時・術中・術後の痛みをシャットアウトします。
【無痛4段階麻酔法の詳細】
通常、包茎手術では2段階に分けて麻酔を行います(1段階のところもあります。)。
最初に、スプレータイプや塗り薬タイプの麻酔で陰茎の表面を痺れさせます。その後、ペニスに注射を指して麻酔を注入していくのです。この方法でも手術中の痛みはほとんど防ぐことができます。しかし、麻酔注射をするときの痛みは多少あるようです。また術後、麻酔が切れた後の痛みもあります。ペニスの痛み、これを想像するだけで大抵の男性は萎縮してしまいます。
痛みに対する不安をなくし、包茎手術を安心して受けてもらうようにするための麻酔技術が無痛4段階麻酔法です。具体的には、以下のような手順を踏みます。
1.スプレーや塗り薬で表面を痺れさせる
2.特殊な薬剤を使用して、陰茎を奥深くまで冷却する
3.麻酔注射をする
4.神経ブロックを施す(陰茎の付け根の裏側に処置することが多い)
どうでしょうか。1・3は通常の方法と変わりません。2によって、麻酔注射のときの痛みを完全にシャットアウトします。陰茎を冷やすって痛くないの?そのために1の段階を踏んでいるのです。4によって、陰茎の内部まで感覚をなくすことができます。3だけでは陰茎の内部までは痺れないのです。また術後の痛みも相当程度緩和することができます。
【無痛4段階麻酔法のメリット】
・とにかく痛くない
・麻酔注射を刺すときにも痛くない
・術後の痛みも緩和される
【無痛4段階麻酔法のデメリット】
・時間がかかる
・料金が高い
・実施しているクリニックが少ない(麻酔に対する高度の知識・技術が要求されるため)
手術を受けるのなら、痛いのは絶対やめたい!という方は、無痛4段階麻酔法を採用しているクリニックを探すのが一番でしょう。実施しているクリニックが少ないため、少し苦労するかもしれません。ペニスの痛みに対する恐怖を考えるのなら、そのような手間は気にならない!という方も少なくないでしょうが。
繰り返しになりますが、通常の麻酔法でも手術中の痛みはほとんどありません。そのための麻酔ですから。しかし術後や麻酔注射時の痛みが多少あります。これをなくしたのが、この新しい麻酔法のすばらしいところです。