Vカット小帯温存法

Vカット小帯温存法とは、その名の通りVカットすることで性感帯である小帯を温存する手術方法です。性感が落ちないので安心して包茎を治療することができます。
現在一般的な亀頭直下埋没法や亀頭下環状切開術と、組み合わせて実施されることが多いです。ほとんどの病院では、オプションで提供されています。

【Vカット小帯温存法とは】
小帯とは正確には「包皮小帯」と称されている部分です。ペニスの先の部分を亀頭と呼び、それを包んでいる余った皮のことを包皮と呼びます。亀頭の先には、尿道の穴が開いています。その穴の下の方に筋がついているはずです。これは、亀頭と包皮とを繋げる役割を果たしています。
この部分が包皮小帯です。この部位は、性感帯があることでも知られています。俗称を「裏筋(うらすじ)」というのですが、「裏筋責め」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。

最近は、亀頭のすぐ下の部分をぐるりと一周切り取る手術が一般的です。これにより、切開と縫合の痕を目立たなくすることができるのです。しかし、普通に切り取ってしまうと小帯も一緒に切除してしまいます。そうすると、性感が弱くなってしまうおそれがあるのです。また、見栄えも悪くなってしまい、包茎手術をしたこともばれやすくなってしまいます。

・性感を落とさないため
・見栄えを維持するため
以上の2つの目的で、小帯を温存しようというのがVカット小帯温存法です。

具体的には、小帯の部分を避けるようにV字に切除していきます。ほとんどのクリニックでは、この方法はオプション設定となっており、基本の手術料金に加えて支払いをしなければなりません。

不要なオプションはできるだけ避けるように!というのが基本なのですが、小帯温存法は是非とも選択するべきオプションの一つといえるでしょう。

【Vカット小帯温存法のメリット】
・手術前後の見た目がほとんど変化しない
・性感を保つことができる
・包茎手術をしたとばれにくい

【Vカット小帯温存法のデメリット】
・別途料金が発生することがほとんど

料金の面を除くとほとんどデメリットがなく、受けることができるメリットは限りなく大きいのがこの手術法の特徴です。オプション料金といっても、そこまで高くなるわけでもありません。是非選択するようにしましょう。
手術前の相談の段階で、Vカット温存法を実施しているかどうかを忘れずに確認しておくように!

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